後悔、後に立てよう~塾長のつぶやき2020/05/26
今日は辛口でいきます。新型コロナウイルス感染症対策としての緊急事態宣言も解除となり、鎌ヶ谷市内の小中学校も平常に戻っていきます。
中学生のみなさん、充実した時をお過ごしのことと思います。
というとウソっぽく聞こえます。
実際には、休校期間中は自由時間が多すぎて、あまり充実した時を過ごすことができなかった人が多いのではないでしょうか。
とはいえ、過去を変えることはできません。
後悔先に立たずです。
だけれども、あえて言います。
今するべきことは、「後悔」することです。
「ああ、自分は何とつまらない時間を過ごしてしまったのか」という後悔です。
ここで、つまらない時間とは、漫然とテレビを見たり、ネットサーフィンをしたり、ゲームをしたり、長時間にわたって惰眠を貪ったり、という時間です。
まずは、そういう時間を過ごしてしまったという後悔が必要です。
そうして、「このままではマズイ。今日からきちんと勉強しよう」という段階に進みましょう。
自分を焦らせるのです。
普段は勉強しない中学生でも、さすがに定期試験の前日には勉強します。
それと似た状態に自分を置くのです。
実際に、休校期間中にきっちり勉強した人も少ないながらいます。
それは、非常に稀な自己管理力の持ち主、あるいは、塾で管理されて充実した時を過ごした人、です。
そういう人たちは、すでに1学期で習う範囲を習得しています。
もしかすると、2学期に習う範囲をかなり終えている人もいます。
それに比べると、「このままではマズイ」と思いませんか。
そう思うのなら、今からでも勉強を始めましょう。
始めるのに遅過ぎることは、ありませんから、
なんて言うとウソになります。
しかし、今から始めないと、もっとマズイ状況に陥りますから。
一つ救いがあるとすれば、休校期間中に「充実した日々だった」とはっきり言える人は少数だということです。
2020年05月26日 16:07